【観光】カッパドキアの常識だけど、意外に知らない盲点⑤選
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日本にいると、トルコに関しての情報ってあまり入って来ないと思います。
実際に訪れると、想像してたのとちょっと違う?そんなことも多いはず。
長年生活していても、今だに驚くことも多いですし、
色々ご質問いただいて、勘違いされてるなぁと思うこともあります。
そんな中から、皆さんの想像とは異なるカッパドキアの当たり前、ご案内します。
- 四季はあるけど、基本は夏と冬。春と秋が短いです。
- トルコって意外に発展してまして、生活レベルは日本と変わりません。
- でも・・・カッパドキアは田舎の大草原です。
知らないことは、なんでも質問してね!
私が初めてカッパドキアに来た頃は、ただの田舎でしたけど、ここ10年で一気に発達しました。
医療は日本以上に進んでるし、インフラはまぁ大体整ってます。
トルコに、カッパドキアに来る前に知っておいてほしい事柄まとめました。
意外な盲点 第①位 「カッパドキアの冬は寒い。極寒です。」
カッパドキアの冬は寒いです。極寒です。
トルコってそもそも、1年中暑い国と思ってませんか?
緯度で言えば、日本より高めで、しっかり四季があります。
カッパドキアに限定して話せば、四季はあるものの、夏と冬が長く、春と秋が短いです。
4月後半までは雪が降ることもあり得ますが、5月の始めはもう夏です。
そして、10月前半までは暑く、10月の終わりには冬に突入します。
ここ数年は、この目安も崩れがちですけど、それでも春と秋の気温の程よい期間が短いのは変わってません。
カッパドキアはトルコの中央に位置し、この地方はアナトリア高原と呼ばれます。
広大で平坦な場所ですが、標高はギョレメで900メートル、ウチヒサールは1300メートルです。
日本よりも緯度が高く、標高も高いことが気候や四季に影響しているところです。
夏は最高気温40度を覚悟しましょう!
でも、乾燥したカッパドキアでは、朝晩は過ごしやすいので日本よりも体には楽です。
一方の冬は?
11月には初雪がありえます。
一番寒いのは1月、−25度まで下がったこともありました。
ここ数年は暖冬ですが、それでも−10度は普通です。
意外な盲点 第②位 「空港は2つあります」
カッパドキアへの玄関口・空港は2つ、ネヴシェヒル空港とカイセリ空港です。
ネブシェヒル空港からは、ギョレメへ車で約30分、カイセル空港は約1時間と所要時間が異なります。
近さでは便利なネブシェヒル空港は、小さな空港でフライト便数が少ないです。
カイセリ空港も大きくはありませんが、国際便も到着できる空港で、トルコ国内各地からのフライトもあります。
距離を取るか、乗り継ぎの良さを取るか・・・といったところです。
私がフライトを取るならば・・・
値段もポイントですが、冬はカイセリ空港発着便、夏はネブシェヒル空港です。
なぜか?
カッパドキアは冬は雪の可能性もあります。
大雪や吹雪の場合はフライトキャンセルもありえます。
キャンセルされてしまったら、別便に振り替えることになりますね?
フライト数が少ないネブシェヒルでは、振替便を見つけるのも難しくなり、同日の振替ができずに、数日待ちもあり得るわけです。
特に、カッパドキアからフライトでイスタンブール、そして国際線への乗り継ぎという場合はご注意!
※付け加えると・・・イスタンブールもアタチュルク空港とサビハ・ギョクチェン空港の2つありますからね!
それぞれの空港はかなり離れてますから、フライト予約の際にはしっかり確認しましょう。
意外な盲点 第③位 「物価は意外に安くない」
トルコって、中近東の発展途上国みたいなイメージあるかもしれませんが、
最近はヨーロッパ圏に含められるし、医療は日本以上に発達してます。
でも、トルコリラは不安定、インフレも激しくて数ヶ月に一度は値上がりするのが当たり前の国です。
どこに行ってもトルコリラ表示ではなく、USDやEURで表示されているのは、このためです。
また輸入に頼っているため、物価は日本並みか、ものによっては日本以上ということもあります。
特に観光地はお高いなぁと思います。
カッパドキアの中心ギョレメで食事をするならば、日本以上の予算は必要です。
安く済ませるならば、地元民も行くような、ちょっと郊外のレストランが狙い目ですよ。
宿泊・・・ホテルはピンキリ!
バックパッカー宿もあるし、高級ホテルもあります。
立地で選ぶのか、ホテルの規模で選ぶのか・・・ですかね。
中級クラスのホテル「VIRTUS CAPPADOCIA HOTEL」で、EUR100前後からです。
意外な盲点 第④位 「サソリがいる」
カッパドキアはフィールド散策が楽しいところです。
歩くのが好きならば、どんどん散策してみてください。
ギョレメ郊外には、ローズバレー、ラブバレー、ピジョンバレー、などなど、たくさんの渓谷があり、散策は自由にできます。
でも、気をつけるべきは自然には野生生物も生活しているということ。
毒蛇やサソリも普通にいます。草むらや石の影など、どこにでもいますから、ご注意を。
サソリは木に登り、風に乗ってどこにでも出没します。
私は一度、サソリに刺されましたよ。
黄色い小型のサソリでしたので無事生還しておりますが、黒いサソリの毒は危険なのだそう。
万が一刺されたら、即病院に行ってください!
夏は蜂も多く、フィールドの咲く花に集まっていた蜂に気づかず、踏みつけて刺されたりしました。
フィールド散策では、しっかりとスニーカーやトレッキングシューズが最適です。
できれば、夏でも長袖長ズボンをオススメします。
おまけ:日本の夏に登場しがちなGや蚊は少ないのは、嬉しいです♪
意外な盲点 第⑤位 「田舎なのに車だらけ」
トルコの人々の移動手段は、基本車です。
近場も、遠出も、基本車移動するトルコの人々、さらに、路上駐車なので、ギョレメの町はいつも車だらけです。
トルコ国内からはもちろん、ヨーロッパ在住のトルコ人も故郷に帰る時は車で来られますからね〜
最近はトルコの人々も、祝日・連休に観光地を訪れるようになりました。
そのため、トルコの連休中は、田舎のカッパドキアに大渋滞が起きます。
アヴァノスーギョレメ間、通常車で15分程度の道のりですが、1時間以上かかりました・・・
カッパドキアに来られるのが、トルコの連休に当たる時はスケジュールはゆったりめに組むのが良いですね。
また、連休中は、気球は満席、無数にあるギョレメのホテルも満室になります。
手配は早めにしておきましょう!
カッパドキアに来てから、ホテルを探そうと思ってたら、野宿になることもありますよ。
さいごに
カッパドキアに来て、私自身が驚いたこと、また皆さんからの質問で気付いたこと、
想像とは異なるカッパドキアのあれこれ、まとめました。
カッパドキアの以外な側面はまだまだあります。
また、後日ご紹介しますね。