【気球】絶対乗りたいカッパドキアの気球「ベストシーズンはいつ?」

Balloon flght

CONTENTS

  1. 意外に知られてないけど…トルコにも四季があります。
  2. ピークシーズンは夏、混雑するはバイラムの時期。
  3. 季節ごとの最適な服装は?

朝日が登る頃、空には無数の気球…コレ、カッパドキアの日常です。

ほぼ毎日飛んでる気球ですが、最適な季節はあります。

トルコ・カッパドキア旅行を計画している皆さんへ

最高の思い出を作ってもらうべく、事前に知っておくべき情報をご案内してゆきます。

ざっくりとこんな話
  • 1年中暑いと思われがちですが…トルコにも四季があります。
  • カッパドキア観光のピークシーズンは?
  • 季節ごとに異なるけれど、カッパドキア観光に最適な服装は?

旅の準備と知識は多ければ多いほど、限られた時間を有効に使えます。

しっかり読んで準備しましょう♪

Take off the balloon

意外に知られていないけど・・・トルコにも四季があります。

トルコと聞いて思い浮かべるのは「暑い国」「砂漠」「イスラム教徒の国」かな?

実際にはトルコにも四季があるし、カッパドキアの冬は雪も降り極寒です。

よくいただく質問が、

「トルコ旅行、いつがベストですか?」

「いつでも!季節ごとに良さがあります。」

ざっくりとした回答で申し訳ないのですけど、四季ごとの良さがあり選ぶのが難しいです。

では、それぞれの季節の良い点・悪い点、見てゆきましょう!

SPRING 春

Balloon landed at POPPY field

カッパドキアの春と秋は短く、1年を通じて暑いか寒いかの場所です。

冬が長く、4月までは雪が降ることもあります。

春がいつかと聞かれれば、4月の後半から、5月半ばくらいまで。

気温20度前後で、暑くもなく寒くもなく心地よい気温です。

この季節、カッパドキアのいたるところで、名もなき花が咲き乱れ、散策には最高の季節ですよ!

一方、季節の変わり目でもあり雨が増えます。

数時間で止む雨ですが、早朝に雨・風・雪が予想される時は、気球は飛びません。

気球が飛ぶかどうか?…難しい季節ではあります。

SUMMER 夏

RED valley in Summer

カッパドキアの夏は、ほぼ毎日青空! 

5月の終わりから10月はじめ頃までが夏。

夏の数カ月、雨が降らないのが当たり前です。

ですから、気球はほぼ毎日のように飛べます。

気温は最高40℃は普通にありえますから、日中の日除け対策はしっかりと!

気温はかなりの高さですけど、乾燥の大地ですからカラッとした暑さです。

朝晩は涼しいですし、日中も木陰は涼しく過ごしやすいです。

この季節は日の時間も長く、日の出は5時半ころ。

日没は8時半から9時くらいと、長い時間を観光に当てられるのも良い点ですかね。

この気候に馴染んだ地元民は、早朝から活動を始めます。

暑い時間帯はお昼寝タイム、涼しくなるとまた活動開始です。

夏の9時ころ、夕暮れ時に外でディナー&ビールなんて最高ですよ♪

AUTUMN 秋

LOVE Valley in AUTUMN

春同様に、短いカッパドキアの秋。

10月始め頃までは夏日。でも10月後半は秋・冬の始まりです。

気温は暑すぎず・寒くもなく、心地よいですが、雨が増え始める頃でもあります。

11月初旬は、早朝に濃い霧が出ることも多く、気球フライトの催行は不安定、キャンセルが増え始める時期です。

秋の旅行の大きなメリットは、10月後半から12月始めくらいまではフライトが安い!

ついでに、観光のピークシーズンを外したこの時期は、どこも空いている!

11月終わりから12月の始めには、例年初雪が降り、極寒の冬が始まります。

WINTER 冬

Uchisar in snow

カッパドキアの冬は極寒です!

それもそのはず、カッパドキアの標高は高いです。

ギョレメで海抜900メートル、ウチヒサールは1300メートルと高地です。

10月の後半には気温が下がり始め、11月末・12月初めには初雪が降ります。

一番気温が下がるのは1月かな。

私がカッパドキアで経験した最低気温は-25℃

ここまで下がると、呼吸が苦しいほどでした・・・

でも、ここ数年は最低でも-10℃程度ですかね。

寒いところですけど、雪が降ったあとは一面の銀世界!

気球から眺める白銀の世界も素晴らしいですよ。

雪は1週間程度降ったら、次の週は気温が上がり雪が溶ける…

そんなことの繰り返しですから、数メートルも雪が積もるなんてことはありません。

冬だけの特権!

気球が午後飛ぶこともあります。

熱気球のシステムゆえ、基本早朝だけなのだけど、気温が低い冬ならではの特権です。

ピークシーズンは夏、混雑するのはバイラム時期。

Bayram

世界中からカッパドキアを目指して観光客が訪れるは「夏」

イースター後の4月から、10月初めまではカッパドキアのピークシーズンです。

最近ではトルコの人々も観光で訪れるようになり、混雑は更に加速しました。

大切なポイント!

トルコは車社会、どこに行くにも車で移動します。

トルコの人々が旅行するシーズンは、バイラム時期

※太陰暦で決まるバイラムは毎年日付が変わります

断食後のシェケル・バイラム/砂糖祭、クルバン・バイラム/犠牲祭では、田舎のカッパドキアで車の大渋滞が起きます。

通常20分程度の道のりも、渋滞で数時間だったり。

さらに、このバイラム時期はホテルはほぼ満室になります。気球の予約も同様です。

バイラムは避けるのがベストだけど、どうしても当たってしまうならば、

早めの予約と準備が大切ですよ!

季節ごとの最適な服装は?

CAPPADOCIA TRIP

四季を通じて、どの季節でも楽しめるカッパドキア。

さて、服装は?

気温40℃まで上がる夏:5月から10月初め頃は、夏の服装でOK!

ただし、カッパドキアの日差しは半端なく強いです。

日除け対策はしっかりしましょう!

ちなみに、私は夏でもフィールド観光に出る時は、長袖長ズボンに、サングラス&帽子必携です。

付け加えると・・・サソリや毒蛇がいますから、足元は夏でもしっかりスニーカーやトレッキングシュースが良いですよ。

間違ってもサンダルでフィールドに出るのはやめましょう!

でも、朝晩は涼しいので上着は必要です。

特に気球に乗るならば、上空はさらに気温が下がります。

真夏でも10℃以下になることもありますよ。

対して冬は?・・・極寒の雪山に行くつもりで準備しましょう!

完全防寒であることに加えて、カイロは活躍してくれます。

でもタイミングによっては、太陽がでて気温が上がることもあります。

脱ぎ着ができるのが最適ですね。

さいごに

カッパドキアは1年を通じて、観光客がたくさん訪れる場所です。

ピークシーズンは、イースター頃から10月、そしてクリスマス年末頃・・・とは言われますが、オフシーズンでも観光客が途切れることはないですし、オフシーズンにも良さがあります。

まずは、「そうだ、カッパドキア行こう!」と決めること。

スケジュールを決めたら、カッパドキアの下調べ。

知りたいこと、分からないこと、なんでも聞いてね。

皆さんにとって、素晴らしい旅となりますようにお手伝いしますよ!

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